SDGs
Sustainable Development Goals
(持続可能な開発目標)
丸紅では社員と共に何が課題で、どうすればその課題を解決できるのか。SDGsの考え方をもとに、持続可能な社会づくりと会社経営に取り組んでいきます。
SDGsとは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
丸紅のSDGsへの取り組み
取り組み1.人材の確保と育成
建設業といえば3Kといわれ、「きつい・汚い・危険」が常識でした。さらに「給料が安い・休暇が少ない・かっこ悪い」を加えた6Kと呼ばれることもありました。そのことも影響し、男性が中心の高年齢化した業界になっています。
ほんらい建設業は社会のインフラ整備をになう大事な仕事です。なにもないところからモノを作り出す非常にやりがいのある仕事だと考えています。
そこで魅力ある業界にしていくために丸紅では、「次世代育成」「誰でも活躍できる社会づくり」「ワークライフバランス」の3本柱を中心に取り組みをすすめています。
具体的取り組み
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時間外労働の削減、有休取得率の向上、ICT技術の積極活用による働き方改革の推進
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若年者・女性・障害者・疾病者・外国人など、誰もが活躍できる働きやすい職場づくりの推進
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キャリアアップのための研修や面談の実施、資格取得報奨金制度を全社員に対して実施
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健康経営の推進
該当するSDGs
関連する認証
えるぼし
女性活躍推進優良企業として、厚労省より認定されています
こうのとりカンパニー
男女共同参画社会づくりに積極的に取り組む企業として、県知事より認証されています
もにす認定
障害者雇用に関する優良な中小事業主として認定されています
健康宣言
静岡県「ふじのくに健康づくり推進事業所宣言」をしています
事業部紹介
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環境開発事業部
取り組み2.品質の確保と技術力の強化・継承
近年、働き方改革や構造物の高品質化、近年のゲリラ豪雨や気候変動等の災害にたいする安全・安心のインフラ整備が建設業界に求められています。
そこで丸紅では、ICT技術の積極活用によって労働時間短縮と生産性向上を実現させ、あわせて若手への技術力の強化・継承をすすめています。また、品質や安全を確保した防災・減災のまちづくりを工事施工や災害時の応急対策・復旧を通じ取り組んでいます。
具体的取り組み
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ICT技術講習の受講の推進。またツールの貸与
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ICT技術を積極的に活用する工事施工
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防災・減災につながる河川拡幅工事など
該当するSDGs
取り組み3.環境に配慮した社会の形成
環境に配慮した取り組みは、社会から求められているだけでなく、コストダウンや生産性の向上など会社の発展にもつながるものです。
丸紅では2008年に環境方針を定め、2009年に環境省が行う「エコアクション21」の認証をうけました。二酸化炭素排出量や廃棄物排出量の削減などは当初から目標値をかかげて行っておりますが、最近ではあらたな事業部をたちあげ環境配慮型製品の取扱いと利用の推進、工事現場での生産性向上と就労環境の改善の取り組みも強化しています。
具体的取り組み
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社用車にエコカーを導入。また、排ガス規制仕様の建設機械を積極的に導入
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省電力タイプのエアコンの更新、LED照明の全面切り替え
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環境負荷の少ない工事製品の取扱いと設計の推進
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ICT活用や業務分担の見直しによる業務効率化
該当するSDGs
関連する認証
エコアクション21 認証番号0003914
日本独自の環境マネジメントシステムで、環境省から認定されています
取り組み4.地域を支える、盛り上げる
地域に人がいて暮らしがあるからこそ、会社が成り立っています。税金によって公共工事の仕事が発注され、また民間工事の依頼を直接いただくことで会社は支えられ、働いてくれる社員がいることで事業がすすめられます。
土木工事の仕事以外でも地域のみなさまの暮らしや活動を支え、元気にするお手伝いができないかと金銭的支援をはじめ、社員の社会参加などを行っています。
具体的取り組み
該当するSDGs
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子ども食堂への金銭的支援
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地元に人を定着させるためのキャリア教育授業の出前講師や職業体験プログラムの実施
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地域活動への社員の社会参加や、寄付